Tourism Researcher
MOTOKI YAMAMORI
観光が地域をどう形づくるか、
住民が選べるように。 Helping residents decide how tourism shapes their community — with data.
観光と住民コミュニティの共生をテーマに、主観と客観の両輪から研究しています。住民の実感とデータを手がかりに、地域が自ら望む観光の未来を選び取れる仕組みをつくります。
About
プロフィール沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)、JTB沖縄で観光の現場に携わりました。2026年7月から、公益財団法人日本交通公社で主任研究員を務めています。
沖縄とハワイをフィールドに、Bluetoothセンサーによる人流計測と住民への調査を組み合わせて研究しています。観光をつくる側にいた経験が、研究の出発点です。
職歴 — Career
学歴 — Education
受賞・研究資金 — Awards & Funding
Research
研究テーマと方法論Core Question
観光と住民コミュニティは
どう共生していけるか。
観光は地域を経済的に豊かにする一方で、過度な混雑や文化の変容などの問題も引き起こすことがあります。私が追い求めている大きなテーマは「観光と住民コミュニティの共生」です。観光が地域社会や住民の生活とどのように調和していくべきか。その問いに対して主観・客観の両輪からアプローチしています。データを対話の道具として駆使しながら、地域が自ら望む観光の未来を主体的に選び取れる仕組みをつくりたい。共に地域の課題に向き合い、地域の意思決定をサポートする研究者でありたいと思っています。
Research Lines — 研究の2本柱
観光が人を「呼ぶ」ことの影響
共在と受容
観光客と住民が、同じ道や店、時間に居合わせること(共在)で、暮らしに何が起きているのか。混雑を中心に、実際の人の流れと、住民や来訪者が受け入れられる水準とのずれを、Bluetoothセンサーと意識調査を場所と時間帯の単位で重ねて確かめます。
観光が地域を「描く」ことの影響
表象とアイデンティティ
観光のまなざしやデスティネーションイメージが描く「らしさ」は、外に発信されたあと、住民の誇りやアイデンティティとどう絡み合っていくのか。沖縄とハワイの文化実践を手がかりに考えます。
Method — どう捉えるか
Objective — 客観
外から測れるもの
人の動きや数、お金の流れ、発信された地域のイメージなど、外側から観測できるデータです。「どこに・何人・いつ」と、地域が「どう描かれているか」を捉えます。
データ・手法
- 人流(Bluetooth・位置情報データ)
- 観光統計(入込客数・宿泊)
- 経済指標
- GISによる空間分析
- メディア表象(写真・SNS・ガイドブック)
Subjective — 主観
内側で感じているもの
住民や来訪者が観光をどう受け止めているかを捉えます。人が来ることをどこまで受け入れられるか、描かれた地域像を自分の誇りとして選べるか、の両方を扱います。
データ・手法
- 住民意識調査
- 来訪者の満足度・イメージ調査
- インタビューなどの質的調査
Policy — 政策・意思決定支援
決めるのは地域。データは、その判断の材料。
客観と主観を重ねて得た知見を、地域で話し合うための材料として共有します。調査事業や自治体・関係機関との連携を通じて、住民自身の意思決定を支える観光政策づくりをサポートします。
Works
主な実績自主研究 — Research Projects
著書 — Books
論文・発表等 — Papers & Presentations
全業績は researchmap をご覧ください。
Lectures
講演・寄稿Contact
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Affiliation
公益財団法人日本交通公社
観光研究部